世界名鐘物語
スペイン・セビリアの「ヒラルダの塔」を、ご紹介いたします。
スペイン
セビリア「ヒラルダの塔」
「ヒラルダの塔」は、世界遺産に登録されている、
スペイン・セビリアのカテドラル(大聖堂)の鐘楼です。
12世紀末にイスラム教徒によって、一辺が13.6メートル、
高さ75メートルの塔が建てられました。
16世紀に入り、キリスト教徒によって、
現在の約98メートルの塔に、改装・増築されました。
塔屋には、礼拝時刻を告げるための、大小28個の鐘が取り付けられました。
また塔頂には、風見(風向計)として、信仰を象徴する女性像が取り付けられました。
「ヒラルダの塔(La Giralda)」の名は、
風見を意味するヒラルダ(giralda)に由来しています。

この塔は、階段ではなく、馬で駆け登れるように、
ゆるい螺旋(らせん)状のスロープになっています。
スロープを登りつめると、高さ70メートルのところに、
展望台があり、セビリア市街を一望することができます。

街並みに立つ「ヒラルダの塔」 大聖堂(カテドラル)
大聖堂は、セビリアの観光スポット 塔頂にヒラルダ(風見)が見えます
ターニング(回転)ベルが見えます
鐘のシルエット ターニング(回転)ベル
ターニング(回転)ベルと、手前のトーリング(打鐘)ベル
ターニング(回転)ベル

♪サウンドをお楽しみ下さい♪

ターニング(回転)ベル
ヒラルダの塔には、現在25個の鐘が取り付けられています。
ターニング(回転)ベル/18鐘
トーリング(打鐘)ベル/6鐘
時報ベル/1鐘
ターニング(回転)ベルは、英語でturnning bell
スペイン語でvolteo(ヴォルテオ)で、
360度、鐘を回転しながら鳴らします。
スペイン独特の打鐘方法です。
ごく最近まで、下のイラストのように、人力で鐘を回転していました。
ヒラルダの塔でも、1997年までは、
人力で、鐘を回転して、鳴らしていました。
約1年を掛けて改修して、1998年からは、コンピューター制御に切替えました。
ターニング(回転)ベル
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