世界名鐘物語
フランス
プラード「カザルスの鐘」

1939年、スペイン内戦のため、パブロ・カザルス(スペイン語:Pablo Casls、カタルーニャ語:Pau Casals)は、
スペインとの国境に近いフランスのプラードに亡命しました。

1955年に、カザルスは、ピレネー山中のプラードの山奥にあるグランドホテルに、15鐘の組み鐘(カリヨン)を寄贈しました。
その15鐘の組み鐘は、カザルスによって、カタルーニャの古い民謡「鳥の歌」が編曲され、一時間ごとに自動演奏されるようになりました。

15鐘の一番大きな鐘には、カザルスの言葉「この歌によってカタルーニャ人の悲哀と郷愁を語る。
この歌が人々にとって明日は平和と希望の歌になるように」と刻銘されています。
カザルスの故郷カタルーニャへの思いがこもった、カタルーニャ民謡「鳥の歌」は、今も毎日鳴らされています。

グランドホテル全景
右上に鐘楼が見える 鐘楼
鐘楼 15鐘の組み鐘(カリヨン)
15鐘の組み鐘(カリヨン) 15鐘の組み鐘(カリヨン)
♪サウンド『鳥の歌』をお楽しみ下さい♪

世界名鐘物語
日本 韓国 中国(1) 中国(2) アメリカ ロシア(1) ロシア(2) ベルギー オランダ オーストリア ドイツ イタリア スイス スペイン フランス イギリス
フランダースの鐘「カリヨン物語」
取材
〒123-0865
東京都足立区新田3−35−32−910
(株)カリヨン・センター
TEL: 03−3911−5623
FAX: 03−3911−5623
Eメール:
carillon@carillon.co.jp
トップ